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鳶職の業務内容が知りたい!年収や勤務時間・休日についても解説

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「鳶職ってどんな仕事?」
「鳶職の年収が知りたい!」
「鳶職の勤務時間や休日が知りたい!」

鳶職につきたいと考えている方であれば、誰もが気になる内容でしょう。
本記事では、鳶職の業務内容や主要な資格、年収や勤務時間・休日を、詳しく解説します。

記事を読めば鳶職の業務内容やキャリアアップに必要となる資格を理解できるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。

鳶職の業務内容が知りたい!年収や勤務時間・休日についても解説

鳶職(とびしょく)とは高所作業を専門に行う職業

鳶職とは、高い場所で足場や骨組みを作成する職業です。
共通して高所作業を専門に行うため、常に危険と隣り合わせの仕事といえます。
作業内容によって数種類の職種に分類されますが、どれも建設には欠かせない重要な存在です。

鳶職の年収は約400万円|親方になれば年収アップ

鳶職の年収は平均すると約400万円です。
技術や経験が重視される職業のため、経験をつんでスキルアップすると年収は上がります。
親方として独立すれば、年収600万円~1,000万円は可能といわれるほどです。

資格取得によって年収は上がる傾向にありますが、親方になるには「とび技能士免許1級」が必要です。
大幅な昇給を狙うなら、技術だけでなく勉強も必要といえるでしょう。

鳶職の仕事内容を業務別に6つ紹介

鳶職といえば、職人さんが安全に作業ができるような「足場を組む仕事」のイメージが強いですが、専門とする作業の種類によって大きく6つに分類できます。

1. 足場鳶
2. 鉄骨鳶
3. 橋梁鳶(きょうりょうとび)
4. 重量鳶
5. 送電鳶
6. 町場鳶
順に見ていきましょう。

1.足場鳶

建設現場で作業スペースとなる、足場の設置・解体を行う職種です。
安全に作業を行えるように足場を整備すれば職人の作業効率も向上するため、現場において重要な役割を担います。

職人の安全を守り、作業効率を向上させる大切な仕事が、足場鳶なのです。

2.鉄骨鳶

鉄骨造の建物の基礎となる部分の組み立てを専門に行う鳶職です。
鉄骨鳶は、次の2グループに分けられます。

● 資材をクレーンに取り付ける「玉掛け職人」
● 高所で資材を受け取って組み立てる「取り付け職人」

専門性を要する職種で、「玉掛け作業者」の資格を持つ方だけが可能な作業です。

3.橋梁鳶(きょうりょうとび)

橋梁鳶は、橋や高速道路・鉄塔やダムなどが現場となるため、住宅やビルなどに比べると仕事の規模は大きめです。
日本で有名な「瀬戸大橋」や「東京タワー」も橋梁鳶の仕事でできた建造物です。

現場の下が川や海・道路や鉄道である点が特徴的で、橋や鉄塔など特殊な建築物を扱うため、「鉄骨鳶」よりも技術と専門性を必要とする職種といえます。

4.重量鳶

重量鳶は、フォークリフトなどを用いて、大きな機械や橋げたなどの重量物を移設する仕事です。
高所のわずかなスペースに対して、数トンもの重量物をミリ単位の精度で狂いなく取り付ける必要があります。

エレベーターや太陽光発電パネルの搬入・添付けがその一例です。
名前のイメージとは異なり、繊細な作業で、専門性と特殊技術を要する仕事といえます。

5.送電鳶

送電鳶は、送電線の工事を行う鳶職です。
正式には「送電線架線工」と呼ばれ、高所で作業ができる電気工事士を指します。
電線の架線工事や、既にある送電線の保守・点検作業を行う仕事です。

作業するには電気工事士の資格が必要になるため、人材不足で需要が高い職種といえます。

6.町場鳶

一般の木造住宅建築に関わる鳶を、町場鳶と呼びます。
住宅建設時の足場や、リフォームや補修用の足場を組む作業が専門の職種です。
ほかにも、柱や梁をかける仕事もあります。

祭りで使う屋台の設営や、神輿の作成・出し入れなどを請け負う場合もあり、地域に関連した業務を行う鳶職です。

村上建設は東京を中心に、大型施設の建設工事を行っています。
大きな現場に関わりたい、キャリアアップを目指したいという方はぜひ、ご応募お待ちしております!

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鳶職の勤務時間や休日

仕事内容が明確になると、次は労働条件が気になるでしょう。
ここでは、鳶職の「勤務時間」と「休日」について説明します。

勤務時間は、午前8時から午後5時までが一般的です。
日没後の作業は、事故のリスクが高くなるため、基本的に残業はありません。
その日の作業が終われば、そのまま帰宅が可能な現場もあります。

鳶職の休日は、「日曜日と祝日」の場合が多いです。
雨や台風など悪天候の日には、安全面の問題から急な休みになる場合もあります。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休暇は、スケジュールが立て込んでいる場合を除いて、基本的に休みです。

鳶職で主要な資格は4つ

鳶職に携わるようになると、最初に取得する資格が「玉掛け」です。
クレーンで資材を吊るとき、ワイヤーロープなどを資材にかける仕事になります。
鳶職では必須の技術です。

高さが5メートル以上の構造になる足場の組み立てや解体・変更作業を行うためには、指揮者として「足場の組立て等作業主任者」の修了者を配置する義務があります。
「足場の免許」とも呼ばれ、「玉掛け」とともに重要な資格です。

高さが5メートル以上の構造になる建築物の鉄骨や鉄塔の組立・解体、変更作業時には、「建築物等の鉄骨組立て等作業主任者」の有資格者を配置する義務があります。

最後に紹介するのが「とび技能士免許」です。
1級~3級まである国家資格で、鳶の親方として独立を考えている場合には、「とび1級技能士」が必要です。

まとめ

本記事では、鳶職の仕事内容を業務別に6つ紹介しました。
どれも高所で重い資材を扱うため、体力・気力を必要とする厳しい職業です。
年収は平均400万円ほどでしたが、資格取得によって業務の幅が増え、親方にあれば年収600万円以上稼げます。

手に職をつけて稼ぎたい方には、最適な職業です。
本記事を読んで「鳶職」の魅力を感じた方は、就職先として「鳶」を加えてみてはいかがでしょうか。

 

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